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vol.32 やりたいこと、全部やらないともったいない! – joidea.media
Tomoko Holloway
STORY健康・医療家庭

vol.32 やりたいこと、全部やらないともったいない!

これから誕生する命と溢れゆく命を同時に見つめる経験をしたことから、限りのある人生を精一杯生きようとする朋子さんのSTORY。

タイのバンコクで朋子さんに初めて会ったときの第一印象は、「なんてニコニコして可愛い人!」だけど、それだけじゃなく奥に秘められている何かがあるような、とても惹かれるものを感じました。昨年にロンドンで再会し、今年は筆者がご家族の住むガーンジー島まで会いに行く予定が、パンデミックで国境封鎖になり断念。取材を通して見えてきた、朋子さんのしなやかに生きる姿とその背景を綴ります。

「空気が綺麗で、波音を聞き、海の色を見るだけで笑顔になれるような、こんなに良いところだとは想像もしてなかったんです。」

と話す朋子さんは2018年にガーンジー島へ。ここは、イギリス海峡のチャンネル諸島に位置する人口6万人ほどの島です。ご主人と3人の男の子たちと共に自宅から歩いていける海へ出かけ、みんなの声を聞きながら、裸足で風に吹かれながら海をゆっくり眺めるのが好き、と話します。

毎日が満ちた理想的な環境ではあるけれど、コロナ騒動がもたらしたのは、夫婦ともに働き方を変えながら次の移住先を探す、ということ。

「私たちは、自分たちの望む生き方を、好きな環境の中でしたい。今ってもしかしたら、多少先が見えなくても飛び込んじゃう必要があるのかもしれない。もっと土に触れて、なるべく地球環境への負担を少なく、できるものは自分たちで育てていくという、私たちが今したいと思うライフスタイルを確立したい。」

そう決心した朋子さんは、ここで暮らす残りの日々を大切に過ごしている最中です。

毎日を精一杯楽しむ、という朋子さんの笑顔の奥に見えるのは大木の幹のような強さ。彼女をそうさせたのは、大切な人たちの消えゆく命と、胎内で育んでいる命を、同時に見つめることになった辛い体験でした。

イギリス暮らしで第3子を妊娠中に、癌を発症した母親の自宅療養中のタイミングで一時帰国。母親へ料理を作るなどして過ごしたのち、早朝便でイギリスへ戻る朋子さんを急かした心配性の母らしい姿が、生きて会えた最後だったと言います。

「お腹で動く赤ちゃんを感じる一方、母の命が溢れないようにみんなで両手でおさえて支えていたのにすり抜けていってしまった。死の予感から亡くなるまではわずか1週間で、心の準備ができていなかった。受け入れられなかった。」

その2ヶ月後には、アメリカに住む親友をてんかんの発作で亡くすという、さらにショックな出来事が重なります。臨月のためお葬式にも行けず、絶望感でいっぱいだったと。

「生まれてくることを楽しみにしていた母のためにも、このお腹の赤ちゃんだけは元気に産まないと」と誕生してくる新しい命を生きる糧にしたと話します。ふたりの男の子の育児と出産、そして、世界の全然違う所に住んでみたいとバンコクへ引っ越すなど、日々の忙しさで悲しみを紛らわしたそう。

バンコクで2年暮らしたのち、次は自分たちの好きな環境の中で住んでみたい、と移住したのがガーンジー島。学校の先生をするご主人がここでの仕事を見つけました。仕事に子育てに忙しく、ホリデーを楽しみに日々をこなすように生活していた以前と違い、今では夫婦で心身ともに健康でいられるような情報をシェアするように。

朝早く起きて勉強するという朋子さんは、これまで数秘術やカラーセラピーなども学び、「次に学びたいことのリストはどんどん埋まっていくんです。大人になってからの勉強って興味のあることしかしないから、すごく楽しいです。」と笑う大の勉強好き。子どもたちが学校へ行かない日々になり、日中にまとまった時間が取れない現在、丸一日なんの制限もなく自由だとしたら、「朝起きて2-3時間くらいクリフウォークして、家に戻って勉強して、ゴロンと寝ながら本を読み、昼寝して、好きなハーブティーを飲みながらまた勉強して過ごしたい」と話します。

彼女が現在目指しているのが「バースドゥーラ」。バースドゥーラとは、出産に立ち会い非医療面で妊婦を支え、出産前後のサポートも行う人。妊娠やお産についての話になると熱くなるほど好きだと言い、出産にまつわる生と死の両方からサポートできるようになりたい、と意欲的。

「外に行くのも好き、自宅にいる時間も好き。感情を表現するクリエイティブなものも、論理的に学ぶことも好き。家族との時間も、自分の時間も。両方するから楽しいんですよね。やりたいことはやりたい、後悔したくないと考えるようになったのは大切な人たちを亡くした経験があったから。」

朋子さんが海を眺めるのが好きなのは、自然には逆らえない、何もコントロールできない、と任せるしかないことを感じられるから。どれくらい生きられるかは頑張ってどうこうできるものではなく、限りを知ることで、より生きていることに精一杯になれる、と。

強い。そして、家族を丸ごと包み込む、海の広さと深さほどの包容力。私は、そこに惹かれたんだと感じました。いつかまた、世界のどこかで会える日まで。


取材協力:ホロウェイ朋子さん(Tomoko Holloway)
撮影場所:London(ガーンジー島の写真は朋子さん提供)
英仏間にあるガーンジー島に住んでもうすぐ2年。ゆったりとした大自然の中で毎日を楽しむ、11歳、7歳、4歳の3男児の母。あれもこれもやりたいことは全部やらなきゃもったいない! とバースドゥーラを目指し勉強中。
https://ameblo.jp/mindful-life-world/

About author

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オーストラリア・シドニー在住ブランドスタイリスト。グローバルに活躍する起業家のパーソナルブランディングを専門とする。書いた記事がキッカケで人生が飛躍する人たちが続出し、写真と文章で人を輝かせることが天職だと気づく。STORYは、Kimikoがこれまで出会った人生を楽しむ人たちを取材するライフワーク。
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