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vol.38 理想のパートナーと幸せに暮らすために – joidea.media
Naomi Maher
STORY家庭

vol.38 理想のパートナーと幸せに暮らすために

やりたい仕事で生きるその先に求めるのは、パートナーとの幸せだと即答する尚美さんの、これまでとこれからのSTORY。

誕生日当日に勤務先からクビ宣告を受けるも10分凹んで立ち直り、やりたい仕事で生きるキッカケをもらい感謝したと言う尚美さん。翌週から予定していた日本でのホリデー中に整理収納アドバイザーの講座を受け、2ヶ月後にスピード起業し世界中のお宅を同時に片付けるメソッドを考案。仕事への想いの背景にある人生観を伺いました。

不仲な両親と片付かない家で育った尚美さんは、「一番大切にしたいのはパートナーとの幸せな関係性と、家を居心地の良い場所にすること。物事をはっきり伝えるので、時にはキツく見られる私だけど、好きな人には全エネルギーを注ぐ」と人生に求めるものがとても明確です。仕事上でそのエネルギーを注ぐ相手が、トキメキや寄り添いでは片付けられなかったお尻を叩いて欲しい人たち。一番嬉しい瞬間は?と聞くと、「収納がピタッと収まったとき!」と本当に嬉しそう。テトリスお片付けと呼ぶ人もいるその独自の手法は、各家庭の生活動線や習慣に合わせて、モノを適材適所に配置する生活を楽にするお片付け。モノだけでなく無駄な動きや家事を減らすこともアドバイスするそう。

「私は、根がすごく怠け者だし楽をしたい。旦那は、ウンチのついたオムツ処理すら出来なかった潔癖症から、娘のゲロを手で受け止められるくらいに成長。母乳を出すこと以外は、私と同等レベルで育児ができるように育てた(笑) 旦那さんや子どもが家事できないって勝手に決めないで、妻がいない時は、自分で食べるものくらい自分で用意させたらいいし、育児も旦那に教えてどんどん任せればいいじゃん(笑)」

家事も育児も生活動線も整い、思考も人生も軽やかになる片付けって、欲しくない人います?(笑)

尚美さんの今の結婚生活は、今のご主人との交際が始まった当時からすると実は想定外。結婚しない派だった彼は6年のお付き合いののちに尚美さんに別れを告げたことも。その5年後に日本で再会し「自分の人生で別れた事を一番後悔している、結婚して欲しい」とプロポーズ。子どもいらない派だったお二人は、結婚翌年にご主人の前立腺癌が見つかり考えを変え、顕微授精で運良く妊娠・出産に至ります。お互いの主義主張を、信頼をベースに柔軟に変化させ育んできたのがお二人のパートナーシップのあり方。「意見の食い違いを黙ってないし喧嘩してもリカバリーすることが大切じゃない? 察してほしいは通じないし、やって欲しいことを的確に言う、何にムカついているかも言う。じゃないと分からない。それが絶対に大切」と出会いから26年国際結婚15年目の秘訣を語ります。

尚美さんが幼い頃から夢見ていた理想のパートナー像が「無人島で一緒に生きられる人」で、ご主人はまさにそんな人。住宅や電気周り、バイク、車などの修理ができ、過去4回の引越も業者を使わず、国際引越では4tトラックを借りて港へ荷物を引き取りに行ったことも。2011年3月の東日本大震災のさいは、翌朝までに防災グッズが揃い、4日後には当時2歳半の娘さんを連れてオーストラリアへ飛んだという、生きる力強さを持つ人。

一方の尚美さんは、家の片付けやお金の管理などの事務作業が大の得意で、モノを捨てられずペーパーワークが苦手なご主人と絶妙なバランスをとります。貯金と投資、家計簿はなんと18歳から始めたのだとか。父親の借金がわかり、専門学校を辞めてバイト3つを掛け持ちし返済を手伝い、さらに220万円を貯め自分自身の幸せな人生を求めて21歳の時ワーキングホリデーでオーストラリアへ渡ったという過去が。そして、その時のシェアメイトがご主人だそう。重要書類も全て一箇所にまとめ、いつ何があっても他の家族が困らないようにしているのは、交通事故に3度遭った経験から。

「明日なくなるかも知れない命をどう生きたい? 自分の心や思考は目に見えないけれど、それを分かりやすく表すのが家の状態。誰に遠慮もなく自分の好きを追求すればいいし、毎日英気を養える家でパートナーと幸せに暮らそうよ。」

さて、あなたの好きと幸せはどこにありますか?


取材協力:マー 尚美さん(Naomi Maher)
撮影場所:Sydney
横浜市生まれシドニー在住。世界中のお宅をオンラインで片付けるコンサルタント。オーストラリア人の夫を持つ一児の母。
https://www.tidyfit-sydney.com/

About author

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オーストラリア・シドニー在住ブランドスタイリスト。グローバルに活躍する起業家のパーソナルブランディングを専門とする。書いた記事がキッカケで人生が飛躍する人たちが続出し、写真と文章で人を輝かせることが天職だと気づく。STORYは、Kimikoがこれまで出会った人生を楽しむ人たちを取材するライフワーク。
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