Sonomi
STORY金融・製造

vol.7 「面白い」が最高の褒め言葉

モノマネをこよなく愛するキャリアウーマンSonomiさん。細かいところにこだわり、徹底的にリサーチや分析する性質がモノマネにも仕事にも活かされた彼女には、過去にたくさんの苦労もありました。

カラオケに一緒に行きたいママ友ナンバーワン、Sonomiさん。モノマネが得意で、松田聖子、工藤静香、YOUなどの芸能人をはじめ、身近な人の声や話し方、歩き方、仕草も真似できる、モノマネ芸人ミラクルひかるをこよなく愛する人です。

高校生の時、カラオケに一緒に行った友人から「自分の声で歌えないの?」と指摘され、自然と歌手のモノマネをしていることに気づきます。大ファンの松田聖子さんが出演するラジオやテレビは全てチェック、レコードもコンサートも網羅した中学生時代。歌い方、話し方、仕草もいつのまにか似てしまったそう。実際、カメラマン泣かせの瞬きの多さ!(笑)自然にできてしまうモノマネをさらに磨き、ウケるのが嬉しくてどこでも披露するというほど、今では生活の一部。芸能ニュースのチェックやモノマネの練習は、時に家事より優先と笑います。

そんな彼女の本業、実は某大手銀行のサイバーセキュリティのコンサルタントで、年明けにシニアへ昇進したばかりのキャリアウーマン。小さな頃から両親に怒られるほど細かいところにこだわり、自分が納得するまで何時間も何日もリサーチする性質がうまく生かされているそう。所属するチームは20-30代の男性ばかり。その中で唯一の女性であり母であり、英語が第二言語なアラフィフというマイノリティさは、他のメンバーと違った着眼点があるという意味で逆に武器になるとも。やりっぱなしや未解決な案件を、あちこちに電話したり他チームや他社と連携を取りながら最後まで突き詰めて解決していく人。話を聞いたり相談に乗ったりする頼れる存在のSonomiさんには、休みの日でもメンバーからメッセージがひっきりなしに届きます。

大好きなチームとの大好きな仕事、子供や自身の都合で、家や日本でも働ける最高の環境を手に入れるに至るまでには、たくさんのつらい経験も。1995年にワーキングホリデーで来豪し、永住目的で2002年に再来豪するも学校選びから一筋縄ではいかず、タウンズビルのJams Cook UniversityでITを専攻後、ビザエージェントの手違いで永住権取得が反故に。職場でいじめにあったり、転職後もストレスで頚椎神経症になって退職。チャイルドケアの資格を取得して先生をしたり、再就職を希望するもなかなか決まらず、面接に行ったカフェで、考え直したら?と言われたことも。


「今となっては、ネガティブな経験だと思っていたことも、実は必然だったのではないかと感じるようになり、その道筋を作ってくれた方たちにとても感謝しています。」

Sonomiさんにこう聞いてみました。仕事もモノマネも、よく分析するという意味で似ていると思うのですが、どんなところが一番面白いですか?

「モノマネを披露して受けた時の快感は、会社で問題を解決した時のそれに匹敵します!」

だって(笑)さらに今、一番欲しいものは?と聞くと、

声をあと1オクターブあげたい!

真面目な他の答えもあるのですが、「こう言ったほうが記事としては面白いでしょ」という視点で話すSonomiさん、なのでした。


取材協力:Sonomiさん
某大手銀行サイバーセキュリティコンサルタント。趣味はモノマネ。

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オーストラリア・シドニー在住ブランドスタイリスト。グローバルに活躍する起業家のパーソナルブランディングを専門とする。書いた記事がキッカケで人生が飛躍する人たちが続出し、写真と文章で人を輝かせることが天職だと気づく。STORYは、Kimikoがこれまで出会った人生を楽しむ人たちを取材するライフワーク。
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