Mari
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vol.6 どれだけ心を込めるか

ピアノとマッサージは似ていると語り、手を使って表現することを喜びとするMariさん。目の前の人に何が与えられるか、をいつも考える彼女のいる世界は楽しいところでした。

大きな目がとても印象的なMariさんは、手を使って表現することを喜びとする人。ピアノを弾くこととマッサージをすることは、リズムを感じる・共鳴する・表現するといった点で似ている、と話します。

過去に一旦諦めた「音楽の道」ですが、現在、リサイタルディプロマというピアノの国際資格に挑戦中で、他人との競争や合否など関係なく学びながら音を奏でるのが楽しくて仕方ないと。きっかけは、体調不良を相談にいったキネシオロジーのセッションで、その原因が「音楽を楽しんではいけない」と自分に制限をかけている、と知ったこと。翌日にピアノ教室のドアをたたき、Eugenie先生との素晴らしい出会いを2016年4月に果たします。いい子でいなくていい、もっと感情を出せ、壁をぶち壊せ、と音から感じて導いてくれる先生とのレッスンはもはやセラピー。「音は嘘をつかない」からだそう。5歳から高校3年生までいたピアノの世界から離れ、英文科へ進学。大学一年生から始まった長年の不調が、ピアノを本格的に再開してから治ったのも驚きです。

大学卒業後に予定していた渡米直前に、アキレス腱を切って入院。看護師が大丈夫?とMariさんにそっと置いた「手」から感じた愛に感動し、セラピストになろう!とシドニーのAustralian College of Natural Therapiesへ留学を即決。2007年にシドニーでセラピスト資格を取得後、メルボルン、ブリスベン、富山県で暮らし、2010年に結婚、2011年にシドニーに再び戻ります。

大学卒業後に予定していた渡米直前に、アキレス腱を切って入院。看護師が大丈夫?とMariさんにそっと置いた「手」から感じた愛に感動し、セラピストになろう!とシドニーのAustralian College of Natural Therapiesへ留学を即決。2007年にシドニーでセラピスト資格を取得後、メルボルン、ブリスベン、富山県で暮らし、2010年に結婚、2011年にシドニーに再び戻ります。

マザーテレサの名言にある「いかにいい仕事をするかよりも、どれだけ心を込めるか」は彼女のマッサージ哲学。いつも、目の前にいる人が何を求めているか、自分には何が与えられるかを考え、話を聴く、リラックスして眠ってもらう、マッサージをする、と必要なものを最大限惜しみなく出したいと。

「ステージを歩きながら、会場の空気に触れ、観客の波動を感じ、ピアノを見て、また自分に返り、自分の五感を最大限に使いながら作曲家の想いを乗せて音で表現する」

ピアノのコンサートでも姿勢は同じ。「ステージを歩きながら、会場の空気に触れ、観客の波動を感じ、ピアノを見て、また自分に返り、自分の五感を最大限に使いながら作曲家の想いを乗せて音で表現する」と語る姿が眩しい。取材中に私が好きだと言った曲を、QVBにあるグランドピアノでふと弾き出したMariさん。あの感動といったら!ファンが多いのに超納得。

好きを仕事にしているMariさんを羨ましく見ていたご主人、2015年のアメリカでのハネムーン中に「帽子」に出会います。もともと布地が大好きだった彼は、帰国した翌日からミシン教室へ。Mariさん曰く、作ったクッションを抱えて帰ってきたのが微笑ましかったそう。それが今ではストランドアーケードでの店頭販売やファッション誌「Vogue Australia」への掲載、他社とのコラボレーションなどビジネスが急成長。彼の帽子へ情熱には敵わないと笑います。

取材先は、ピアノ教室、行きつけのQVB内のカフェ、勤務先、とどれもMariさんの大好きな場所。いつもの様子で気さくに話す人たちの楽しい空気にお邪魔し、私までひたすら幸せな気分でした。Mariさん、こんな気持ち良い世界にいるのねー!あなたにも彼女の世界、どこかで是非触れてみて欲しいな。


取材協力:Mari O’Sheaさん(Mari O’Shea)
シドニー在住セラピスト
https://www.facebook.com/mari.jono.9

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オーストラリア・シドニー在住ブランドスタイリスト。グローバルに活躍する起業家のパーソナルブランディングを専門とする。書いた記事がキッカケで人生が飛躍する人たちが続出し、写真と文章で人を輝かせることが天職だと気づく。STORYは、Kimikoがこれまで出会った人生を楽しむ人たちを取材するライフワーク。
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