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vol.23 諦めたら方向転換 – joidea.media
STORY金融・製造

vol.23 諦めたら方向転換

会計士Masatoさんがシドニー駐在の道を模索しながらもロンドン赴任へ辿り着いたのは、人生のモットーをそのまま体現したものでした。

ロンドンへ赴任してもうすぐ2年になるMasatoさんは、海外進出する日本企業のサポートをする会計士。自分の英語を「気合いングリッシュ」と呼び(笑)、会計のテクニカルなことよりも人を繋げるのが得意、という彼の人柄の良さは私もよく知っています。

会計士を目指すことにしたのは、大学4年生で就職活動を始めてから。それを途中で辞め、資格取得が叶ったのは大学を卒業した年の夏。彼を駆り立てたのは、この試験に落ちたら路上住まいになってしまうという危機感だったと言います。秋に就職後、仕事で英語が必要になり壁にぶち当たります。英語ができないことは将来的に解雇の理由になるんじゃないか、と再び危機感を募らせ、休職してオーストラリアへ語学留学。社会人になって始めたサーフィンが楽しめる場所、シドニーを選び、その時に毎週我が家に遊びに来ていたのが彼でした。

留学中にシドニーでの就職の道も模索しつつ日本へ帰国。その後もシドニー駐在の道を追い求めながら、叶ったのはロンドン赴任。最初の一年は、エリートサラリーマンに囲まれた環境で、一人英語についていけずもがいたけれど、最近諦めたと笑います。何をやっても自分よりできる人がいて、一番にはなれないオールラウンダーと自己分析するMasatoさんは、諦めが早くて方向転換した中でベストを取る、とも。現在は、サーフィンもジムへ行く時間もなく、家族のためと思ったロンドン赴任でストレスフルな環境ではあるけれど、そんなことを言ってても仕方がないからできることをやる、と家で筋トレを始めたそう。

そもそもサーフィンを始めたのは、「世界で一番自分にとって素敵な奥さんに出会いたい」というモテ願望から。それはとても仲良しなご両親を見て育ったことが大きな影響を与えているようです。職の選択も、会計士である父親を通して仕事内容を知っていたから。全ては家族がベース、と話し、うまくいっている時はどんなに仕事が大変でも頑張れると。苦手なこと、嫌なことでもやり切れば、その経験が自分の糧や価値になる、と信じて疑わない様子。

2割で急激に上昇し8割でなだらかに下降しながら、全体的には右肩上がり、な人生のスケール感を持ち、時間を有効活用することにこだわる人。人間は生まれながらにして不平等だけれど、唯一公平に与えられたのが時間だから、

「一分一秒あたりの価値をあげたい」

と話します。「パパはヘアスタイルを変えません。」と描かれたお子さんの絵のように、諦めの早さも、悩む時間の短さも、嫌なことを忘れてしまうのも、そこに時間をかけたくないんだな、という印象です。

家族や休暇のために仕事する、というイギリス流の働き方は、日本へ戻ってからも大切にしたいと話すMasatoさん。日本の中小企業を世界に進出させるサポートや、海外での日本人経営の会社のM&Aに関わるサポートもしていきたい、と大まかにある将来のプランを時代の流れをみながら臨機応変にやっていくことでしょう。


取材協力:Masato Osugiさん
撮影場所:London
ロンドン駐在中のサーファーな会計士。

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オーストラリア・シドニー在住ブランドスタイリスト。グローバルに活躍する起業家のパーソナルブランディングを専門とする。書いた記事がキッカケで人生が飛躍する人たちが続出し、写真と文章で人を輝かせることが天職だと気づく。STORYは、Kimikoがこれまで出会った人生を楽しむ人たちを取材するライフワーク。
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