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vol.40 一番信じるのは自分の声 – joidea.media
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vol.40 一番信じるのは自分の声

Tomo Ninomiya

幸せとは?健康とは?を西洋医学の枠を超えたアプローチから学ぶことにした医師の知さんの、これまでとこれからのSTORY。

美容外科・糖尿病内科医として13年間働いたのち、当時6歳と2歳のお子さんと共に、世界一子どもが幸せな国オランダへ移住。その際に知り合った知さんをアムステルダムで撮影させていただきました。ゆったりとした時間が流れる自然豊かな環境の中、幸せとは、健康とは、を見つめつづけた3年ののち日本へ帰国。今、知さんが感じていることを伺いました。

医師として、人を幸せにしたいと願っていた知さんはジレンマを抱えていました。美しくなっても喜ばない人、病気が治っても寂しい顔をする人、そもそも健康になろうという意志のない人もいることに。

「糖尿病患者さんの行動を変えるにはどうすればいい?」

と心理学の先生へ投げた問いに、「人を変えようと思わないで自分を変えなさい」と言われて大きな衝撃を受け、そこから自分と向き合うように。人ではなく自分をより幸せにするために、「こうしなきゃ」という思考からではなく「こうしたい」を感じて行動するためのトレーニングを開始します。

オランダへの移住を決めたのは、こうなりたいと望む環境へ飛び込むのが一番だと思ったから。オランダは、ユニセフの調査で過去3回世界一子どもが幸せであり、西洋医学を日本へ伝えた国でもあります。「人が作られていくのは遺伝と環境」という知さんは、オランダ人はなぜ幸せなのかを知ろうと、当時6歳と2歳のお子さんを連れて行くことに。

気づいたのは、時間の過ごし方が全然違う、ということ。人間と植物、動物が共に暮らす自然豊かな環境で、ドクターは1ヶ月間の休みを取得し、子どもたちは2ヶ月間宿題なしの夏休みを過ごす事実に驚きます。

また、学校の担任から当時一年生を修了した息子さんへ贈られた言葉に共感します。「親、先生、立派な人の言うことの声ではなく、自分の内側の声を聞きましょう」という親や大人が子どもをどうにかしようではなく自分を主体にする教育。知さんには医師になるために学校を選び塾通いをして育ち、医師としての立場上、威厳を保つ必要性に苦しんだ経験がありました。そのため、お子さんには、本人が希望する習い事をさせ、苦しい時悲しい時は話して泣きなさい、というスタンスで接します。

帰国したお子さんたちは2021年4月から小学1年生と4年生へ進級。学校生活をスタートさせたばかりの娘さんと共に、逆カルチャーショックを体験中だそう。海外育ちの子どもたちが日本の学校でビックリするのが、集団登下校、起立・礼の挨拶、座り方、など。先生と生徒の関係性も異なります。戸惑いながらも環境に馴染むのが早い子どもたちへ知さんが伝えるのは、オランダで学んだこと。

「ママも間違ったことを言うかもしれない。先生も間違ったことを教えるかもしれない。迷った時に一番信じるのはあなたの声だよ。」

取材中に、知さんが一番嬉しそうな顔を見せたのは「あなたたちがいてママは幸せ過ぎる。こんなに可愛い子が二人もいる。いいでしょー、ママ(笑)」と毎日のように言うと話した時。3度の流産を経験したからと聞かされた時は、その溢れる愛に合点がいきました。

知さんご自身は、朝のジョギングを楽しむ東京生活をスタートして考えていることが。医療の東西、心と身体といった分野の垣根を超えて、幸せや健康に関するさまざなアプローチを提供できる人になること。人生はゲーム、という知さんのこれからに要注目です。


取材協力:二之宮 知さん(Tomo Ninomiya)
撮影場所:アムステルダム
九州出身東京在住。ウェルネスコーチ。医師・医学博士/日本NLPコーチング協会認定コーチ。オランダ移住後に2020年秋に東京へ戻る。2児の母。
https://linktr.ee/life_balance

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