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vol.22 行った先でその時にできること

Tomoko Tsujita

日本で築いたキャリアを置いて、シンガポールへ引っ越したメイク講師Tomokoさん。ご主人の海外赴任へ帯同するのに迷いがなかったその生き方とは。

シンガポールへ来て約2ヶ月。この国を知りたい、楽しみたい、とあちこち散策したり、気の合う人や価値観の合う人を求めて集まりに参加したり、と行動範囲を広げているTomokoさん。予約が取れないほどの大人気のメイク講師というキャリアを置いて、2019年3月にこの地へ。ご主人の仕事柄、いつかやってくる転勤を覚悟の上で仕事をして来た、というTomokoさんは現在8歳と5歳の子供がいる母でもあります。

ご主人の単身赴任や、他の選択肢は?という多くのファンからの問いに、NOとキッパリ答えるTomokoさんには、

「母であり妻であり個人を、うまくバランスを取るにはどうしたら良いかだけを考える」

というルールがあり、そこを崩すことは自分にとってハッピーでないと言います。これまでも、行く先々で新しいチャレンジを続けてきた過去がありました。

2007年の結婚で4年半勤めた管理栄養士を辞め奈良へ、さらにご主人の転職で子供を連れて横浜へ。子供がいながらもできる範囲内でビジネスをする女性たちに出会い、自分にもできたらいいな、できることは何か、を考えた先に行き着いたのが、結婚後から可能性を求めて挑戦していたメイクの仕事だったと。

特に横浜へ引っ越した当時は知り合いもおらず、これまで築いてきたコミュニティから離れてしまったことや、手がかかる一歳半の育児で苦しんだことも。自分で決めてついてきたはずなのに、やり場のない想いにどうしようもなくてご主人に当たったこともあったそう。そこで気づいたのは、妻でも母でもなく自分らしくいられる「人と接する」時間が必要だということ。近しいママ友の協力を得ながら、横浜で産まれた二人目の子を預けれられる月齢になるまで起業準備をし、肌のお手入れ方法とメイクを教えはじめます。

お客様へもっといいものを提供したい、とメイクを学んだ先で講師に抜擢されます。また、その人の人生を好転させるようなことをしたいという想いで「あなたがあなたを愉しむ場所」をコンセプトにしたサロンを運営し、5周年のイベントには60名を越す参加者が集まったという人気ぶり。

その状態から数ヶ月後にシンガポールへやってきて、早く仕事をしなければとストレスをかけていたことに気づき、まずは生活を整えることに専念したいと話していたのが5月末。すると不思議。一旦フラットな状態になったTomokoさんにやってきたのは、シンガポールでもメイクの仕事ができるかもしれないという話。読んで感動した本の著者に手紙を書いたり、ネットで収集した情報を専門家へ確認したり、ピンと来る人に会いに行く、などしていたら訪れた急展開。

環境が変わっても自分の人生を愉しむことが誰かのエネルギーになれるなら嬉しいと思っているTomokoさんは、行った先でその時にできることや目の前の人をどう喜ばせるか、しか考えていない人。シンガポールというその土地ならではの良さやエッセンスが加わるTomokoさんの、今後の活躍に興味津々です。


取材協力:辻田 朋子さん(Tomoko Tsujita)
撮影場所:Singapore
シンガポール拠点。メイクとファッションの力で自分らしい生き方を後押しするココロオドルサロン主宰。福井県出身。
https://www.cocoroodoru.com/

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