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vol.21 波を作るのか待つのか、その挑戦をしていく – joidea.media
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vol.21 波を作るのか待つのか、その挑戦をしていく

toboji

オーストラリアで同性婚が認められ、シドニーで結婚・移住したtobojiさんが、これまで歩んで来た道のりとは。

6年ほど日豪を往き来していたtobojiさんは、同性婚が認められたオーストラリアで2018年3月に結婚し、無事永住権を取得して移住されたばかり。2013年4月に日本で知り合った初対面の相手に「あなたはオーストラリアから私を迎えに来た人かもしれません」と伝えたちょうど6年後、それが現実のものに。

パートナーからのプロポーズを機に、初めて両親への手紙でセクシュアリティを告白したというから驚きです。しかも1ヶ月後にシドニーでの結婚式が迫っているというタイミング。数日後、ショックを抱えながらも自分の人生を生きて欲しいと受け入れた両親と、家族の在り方を改めて見直すことに。

引きこもっている家族の一員を当たり前に受け入れていた自分たち。ありとあらゆる情報や知識を集め、行政や専門家に相談して分かったことは、それぞれの家庭にそれぞれのやり方があるということ。他の家族と同じような生き方をしなきゃいけない、という漠然とした先入観が払拭され、家族みんなで断捨離も決行し、「うちはこのスタイルだ」と自信を持てたと語ります。

自分自身のベースがきちんとしたことで、仕事にも良い影響が。ボンダイビーチにいる人たちに声をかけて撮影しているtobojiさん。自信を持ったことで、相手が安心して撮られてくれるのを肌で感じるそう。

2007年からカメラマンとしてのキャリアをスタートし、写真一枚でお店の売上が変わるという広告写真の世界で、撮る写真への責任感を強く感じるように。自宅の庭の植物から四季を感じる暮らしの中で、絵を描くことや色をつけることが好きで、中学生の頃から写真で記録を取ってきたことが生かされる道へと進みます。

舞台撮影やイベント撮影、ポートレート撮影にも携わり、ボランティア団体で記録撮影をするなどの活動の中で、女優・東ちづるさんが理事長を務める一般社団法人「Get in touch」に出会います。誰も排除しない「まぜこぜの社会」をめざし、自らの専門知識・スキルを生かして社会貢献するプロボノ団体にて、障害のある人や生きづらさを抱えた人のアート活動やイベント運営を、カメラマン・事務局として支えることに。ちょうど大病を克服したタイミングで、自分が自分のままで良い環境に辿り着き、そしてその中で働けたことはとてもラッキーだったと話します。

これまで、波が来たら波を見極めて乗る、そして自分にとってキーパーソンになる人を見つけたら、食らいつくための努力は惜しまなかった、とも。学生の頃から、オーストラリアにはずっと縁がありながら、タイミングを待っていた感覚があったというtobojiさんは、最後にこう話してくれました。

「これからの生活で、これまでのように波を待つのか、自分から波を作るのがいいのか、その挑戦をしていく。」

さて、どうなっていくのか楽しみです!


取材協力:tobojiさん
撮影場所:Bondi Beach, Sydney
シドニー・ボンダイビーチを拠点にするフォトグラファー。
https://www.instagram.com/tobofotoinfo/

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